最後の椅子獲りゲーム ~Man City vs Tottenham
2010年 05月 08日
The City of Manchester Stadium。
『世紀の大一番』。
両チームのサポーターにとっては過言ではなく適切な表現だろう…
4位の座いわゆるCLの檜舞台を賭けてのビックマッチ。
スパーズは勝てばチケットが手に入る。
一方HomeのCityは勝たなくてはいけない…
ゲームはそんな立場の違いが表れた…
ハマーズを救った時のように、
こうしたビックマッチに滅法強いテベスが攻め上がるが効率的な攻めが出来ないCity。
レドナップはこの大一番にパブリチェンコではなく、クラウチを起用。
完全にターゲットマンを置いた攻撃で右レノン、左ベイルでリズムを作る。
前半はGKゴメスのgood saveもありスコアレスでの折り返しとなった。
後半ようやくアデバヨールもチャンスを迎えたが決められない…
ベラミーがサイドを突破し、クロスを入れるも決められない…
ビックマッチに相応しいゲーム展開。
しかし決めたのはAwayチームだった。
クロスボールがイレギュラーになりクラウチが押し込んだ!
ゴォ~~~~~ル!
スパーズ先制!
レドナップマジックと言うよりもよく決めたクラウチ。
Big4のRedsから追われレドナップの下スパーズで見事CLの舞台を自らの手で引き寄せた。
結局このゴールが決勝点となり、スパーズが欧州の頂点を決める舞台に立つ事となった。
Redsの酷さはあったもののやはりレドナップの手腕を褒めるべきだろう…
適材適所の陣容も素晴らしい…
レノンやキーン、ジーナスを欠いても安定した戦いぶりであった。
とりわけベイルの成長が目立ったがそれだけではない。
元々私の好きなハドルストーンやアスエコトの成長も大きい…
キングをはじめとするDFラインの安定感とGKゴメスも本来のパフォーマンスを発揮しただろう…
サプライズは何と言ってもパブリチェンコのシーズン中盤からの爆発だろう…
いい時のチームは日替わりヒーローというかニューヒーローを産むいい流れになる。
まさに今シーズンのスパーズがそうだろう…
対照的だったのがRedsだ。
スティービーとシャビ・アロンソとフェルナンド・トーレスに
あまりに寄与していたために今シーズンは酷かった。
スティービーの調子は上がらず、トーレスは大半が欠場。
アロンソに至っては白い巨人になってしまった…
Redsの愚痴や反省は終わりがないのでやめにしよう(苦笑)
一方Cityマンチーニも称賛に値するだろう…
まずよく守備陣を立て直した。
中盤にもデヨンク、ヴィエラを擁し、安定感が増した。
攻撃陣はリーグ屈指のタレントを配しており、テベスが期待に応えたが、ベラミーを評価したい。
ビランズも素晴らしかったし、
エバートンも序盤の躓きと大量の怪我人が出なければRedsの上であっただろう…
長くなったがスパーズの夢舞台での戦いが本当に楽しみだ。
心から拍手を贈りたい。
しかし、出るからには予選突破し、本戦でその勇姿を魅せてもらいたい…
おめでとう、スパーズ!
・Barclays Premier League
Manchester City 0-1 Tottenham
Goal; Crouch 82
by jicchan1968
| 2010-05-08 08:10
| サッカー