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イングランドプレミアシップとUEFAチャンピオンズリーグを中心としたサッカー観戦レポート。


by jicchan1968
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奇跡は起こるのか・・・

シアター・オブ・ドリーム。
HOME old taffordに迎えるのは昨シーズン屈辱の拍手で選手たちが迎えたあの相手。
そう、プレミア新時代を築こうとするジョゼ率いる青い絶対王者・チェルシー。
何故このどん底の状態の時にチェルシーと・・・と思う人もいるだろうが、チェルシーも
疲れからかここ数試合は今までの圧倒的なパフォーマンスを観せられてはいない。
チェルシーとしては長いリーグの1試合。ユナイテッドとしては末期症状で処方箋もない
どん底状態。ここで奇跡の勝利があれば・・・と失うものは何もない。果たして・・・

5分。中盤スコールズを基点に左のロナウド、センタリングこそ合わなかったもののいい
流れを観せた。
しかし7分。ドログバがフィニッシュまで持って行く。このフィニッシュまでいけるかどうかが
とても重要なのだ。自分たちに流れを呼び込むためにはもっとも必要なプレーだと思う。
14分。スコールズのファウルからFK。ダフの蹴ったボールにデル・オルノがフリー!
フレッチャーだ。「試合中に恋人の事でも考えてたのか!」とスタンドにいるキーンが
激高するような緩慢さだ。考えられない・・・
17分。リオからの強烈なフィードに追いついたルーニー。折り返しにフリーになった
スコールズ!惜しくも枠を外れたがここまでで一番の決定的な場面であった。
19分。ウエインがファウルをとられたが彼は本当にディフェンスも上手い。
21分。得意のボールまわしからエッシェンのシュート!
大きく枠を外れたが、絶対王者がその牙を観せはじめる。
25分。シルベストルのフィードからDF2人を背負いウエインへ。
やはりチェルシーに対してはこのようなボールが最も有効だろう。
30分。ブラウンからルーニー、スコールズから左のロナウドへ。切り返してセンタリング。
やや深めではあったがつめていたのは何とフレッチャー。先程酷評したのに(笑)
だからサッカーはわからないし、面白い(笑)
おそらく今日のピッチに立つ22人の中で最もポテンシャルが低い人間が決めたのだ・・・
40分。ジョー・コールからドログバヘスルーパス!
フィニッシュは惜しくも外れたが流れはよかった。
前半終了。HOMEのユナイテッドが1-0で折り返した。

46分。ダフのドリブルからのプレーにため息が出たが、彼が戻ったのは本当に大きい。
駒を分けて欲しいよ、ホントに・・・(笑)
53分。相変わらずリズムが悪いフレッチャーにイライラしていたらウエインから
フレッチャーの折り返しにニステル!枠に行かない・・・テリーが前にいたとはいえ・・・
私は嫌いだからかもしれないがこの男の決定力には?がつく。
54分。1枚目のカードはエッシェンに代え、グジョンセン。
連戦の疲れも含めての事であろう。
67分。ドログバの粘りからランパード!ファン・デルサールが気合で止める。
69分。グジョンセンからデル・オルノ、グジョンセンに戻してダフのクロスにデル・オルノ!
73分。果然怒涛の攻めを見せ始めた王者は2枚目のカードをきる。
ジョー・コールOUT、IN S・ライト・フィリップス。
77分。ジョゼは最後のカードをきった。デル・オルノを下げカールトン・コール。
いよいよ3バックにしての総攻撃だ。
しかし・・・1-0。
リバーサイドでメンディエタ一人にズタズタにされ、スタッドウ・フランスでは私のよく知らない
チームにボロ負けといえる完敗。処方箋がない所まで落ちたチームが絶対王者に勝った。
本当にわからない。
私はリールに負けていなければ期待をもっと持っていたであろう。
しかし、結果的には落ちるとこまで落ちたのがよかったのかもしれない。
これ以上のくだり階段はなかったのだから・・・だからサッカーはやめられない(笑)
by jicchan1968 | 2005-11-12 12:57 | サッカー