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イングランドプレミアシップとUEFAチャンピオンズリーグを中心としたサッカー観戦レポート。


by jicchan1968
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初戦というものは・・・- トリニダード・トバゴ vs スウェーデン -

ワールドカップ初戦というのは本当に嫌なものだ。
何が起こるかわからない。
ましてスウェーデンにとっては負けられないどころか引き分けも許されない。
正直、イングランドにとっては最高の試合日程かもしれない。
最終戦を考えるとこの試合の結果それも得点差がとても気になるゲーム。
勿論、パラグアイがスウェーデンに勝つor引き分けという可能性もあるのだが・・・
私は元々スウェーデンがとても好きなチームなので、
我がイングランドと同組というのが本当に困ってしまった・・・
ラーション&ズラタンの2トップは何といっても魅力的だ。
一方のトリニダード・トバゴはヨークの勇姿が懐かしい。

試合の方は開始4分。ズラタン、リュングベリと次々倒され、ホイッスル。
ゴール前絶好の位置でのFK。ラーションの強烈なキックは枠の右に外れた。
その後もシュートを撃てないトリニダード・トバゴに対し、当然のように攻撃を仕掛ける。
22分。ラーションから右外に開いたズラタンへ。
ズラタンが溜めて上がりにどんぴしゃのタイミングでラーション!
惜しい!素晴らしい2人の攻めだ。
その後も攻撃を仕掛けるもこじ開ける事が出来ない。
すると33分。トリニダード・トバゴに初めてのシュート!キレのいいミドルだ。
38分。今度はスウェーデン。切れ込んだリュングベリからラーション!
得意の強烈なヘッドもわずかに枠にいかない。
40分。ウィルヘルムションの強烈なシュート!Good save!
42分。ズラタンならではの懐の深いトラップからのシュート!間合いが違う。
結局前半終わって0-0。スウェーデンも決して悪くはなかったが、
それ以上にトリニダード・トバゴの集中した守備が目立った。

後半開始直後、ウィルヘルムションがゴール前で倒され、ホイッスル。
エイベリー・ジョンが2枚目のイエローで今大会初めての退場となってしまった。
58分。左サイドのクロスにズラタンのヘッド!これもダメ。
すると59分。グレンの強烈なシュート!あわやという強烈なシュートはポスト。
今度は右からのクロスをズラタンが胸でトラップし、シュート!Good save!
ただでさえ苦しいトリニダード・トバゴも本当に10人でよくここまでやっている。
71分。代わったアルバックがシュート!これもダメ。
そろそろ焦りが出て来る時間帯だ。
80分。アルバックが決定的な場面でも決められない。Good saveだが・・・
81分。今度はトリニダード・トバゴ初めてのCK。
事なきを得たがセットプレーは本当に怖い。
結局後半開始早々から10人で戦う事を強いられたトリニダード・トバゴが
ワールドカップ初出場最初の試合で強豪スウェーデンに対して勝ち点を取った。
私はスウェーデンが大好きなチームだが70分をまわりはじめた頃、
いつのまにかトリニダード・トバゴを応援していた。
それはイングランドが有利になるとかそういう事ではなく、
トリニダード・トバゴの全選手の献身的なプレーに魅せられていた。
イングランドも昨夜のような試合なら本当に手強いというかヤバイ。
間違いなく気を引き締めて戦う事だろう。
とにかくトリニダード・トバゴの全選手に心から拍手を贈りたい。
by jicchan1968 | 2006-06-11 12:18 | サッカー