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イングランドプレミアシップとUEFAチャンピオンズリーグを中心としたサッカー観戦レポート。


by jicchan1968
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ChlseaエースFW対決!-アルゼンチンvsコートジボワール-

ドログバvsクレスポ。
勿論、個人の戦いではないが奇しくもChlseaの両FWの対決となった。
一瞬、あれっ?今日オランダ?と思った人もいるであろうコートジボワール。
鮮やかなオレンジ色のユニフォームで登場だ。
アフリカ予選、ネーションズカップを観ていない私にとっては未知のチーム。
一方のアルゼンチンは私が注目するメッシ、テベス、アイマールはベンチスタート。
リケルメ、クレスポ、サビオラの攻撃陣と
カンビアッソ、ソリン、アジャラを中心とした守備陣のバランスに注目したい。
キャプテン・ドログバがクレスポとの握手がとても印象的で微笑ましい。

試合は6分。アカレのミドルシュート。
アフリカチームのこの辺りからのミドルは十八番だ。本当にバネがある。
15分。リケルメのCKにアジャラの強烈なヘッド!
GKが一瞬ファンブルしゴールラインをわったかと思われたがノーゴール。微妙だ。
24分。クレスポが左サイドでファウルを受け、リケルメのFK。
ソリン、アジャラらが競ったルーズボールを押し込んだクレスポ!
クゥ~~~レッスポ!まさにゴールハンター。アルゼンチンが先制した。
30分。コートジボワールもゴール前で1・2からのシュート!キレのいい攻撃だ。
32分。ドログバの惜しい場面。ベテランアジャラの守備が光る。
34分。うまくボールを奪い右サイドからのクロスをカルー!
フリーであったが枠にいかなかった。
続く35分にもドログバが落としたところにケイタ!惜しい攻撃が続く。
38分。リケルメからオフサイドギリギリで飛び出したサビオラへキラーパス!
一瞬のチャンスを活かしサビオラが決めた。これで2-0。
コートジボワールがいい攻撃をみせていた時間帯にやられただけにキツイ。
サッカーとは得てしてこういうものだ。
結局、内容的にはぼぼ互角であったが2-0。
アルゼンチンが2点のリードで折り返した。

後半に入り何とか1点を早く返したいコートジボワール。
70分。ドログバがペナルティボックスで脅威の粘りを魅せたが、ゴールならず。
直後のFKも面白いバウンドをみせたがゴールならず。
この時間帯を活かさないとまたやられてしまいかねない。
76分。ドログバがソリンに倒され、FKのチャンス。
しかしドログバのFKも壁に当ってしまう。
78分にもカウンターからのチャンスもエインセが止める。
80分。コーネが中央から思い切ったシュートを放つも枠にはいかない。
82分。スルーパスからコーネが抜け出し、ドログバへ!
わすがに高く私も「うわぁ」と叫んだが、逆サイドで粘り、
再び中央のドログバ!ゴォ~~~~~~ル!これで2-1。面白くなって来た。
もうクレスポもサビオラもいない。
85分。圧されていたアルゼンチンもリケメメ!こぼれたところをロドリゲス!
しかしオフサイド。まだわからない。
ロスタイム。残り30秒というところで選手交代。
リケルメに代わってアイマール。
何て贅沢な使い方だ!(笑)
結局このまま長いホイッスル。アルゼンチンが逃げ切り、貴重な勝ち点「3」を手にした。
途中からは完全にコートジボワールのサポーターとなってしまった。
コートジボワールもいい攻撃をみせたが、結局はアジャラ、ソリン、エインセらの
屈強な守備とエース・ドログバへの徹底的なディフェンスが光った。
攻撃面ではリケルメがボールを持った時のサポート、周りの動き出しの速さ、
またカウンターでのあがりの速さがさすがという感があった。
コートジボワールも次戦・オランダへとつながるドログバのゴールもあったが、
中盤多少空いてしまう時間帯もあったので修正したいところだろう。
それにしてもとても面白い試合であった。
コートジボワールも本当に惜しかった。

やはりワールドカップは面白い。当たり前の事だが面白い。
イングランドの辛勝にどぎときし、トリニダード・トバゴの献身的なプレーに感動し、
コートジボワールの猛攻撃に心を躍らされた。
今夜そして明朝はどんな興奮と感動を与えてくれるのだろうか。
世界最高の祭典はまだはじまったばかりだ。
by jicchan1968 | 2006-06-11 14:12 | サッカー