いよいよ開幕!UEFA Champions League -PSV vs Liverpool-
2006年 09月 13日
フィリップス・スタディオン。
04/05チャンピオンの戦いがいよいよ始まる。
悪夢のようなMerseyside derbyから大幅にメンバーを代えて来た。
Rafaにとってあの大敗は当然想定外であっただろうが、
このスタメンはPSV戦を睨んだ予定通りに近いスタメンであろう。
RedsのスタメンはGKレイナ。
DFは右からフィナン、アッガー、キャラガー、ウォーノック。
中盤は中にシソコとゼンデン、右ジャーメイン・ペナント、左ファビオ・アウレリオ。
2トップがベラミーとカイトという初の快足コンビによるスタメンだ。
一方のPSVは何と言ってもチームの精神的支柱コクーの欠場が痛い。
(Redsにとっては有難いが・・・)
右サイドにはクロンカンプもいる。
9分。シソコのパスミスからコネに持ち込まれ、豪快なシュート!
わずかにポストを直撃し、事なきを得たが絶対にあってはいけないシーンだ。
14分。Redsのオープニングシュートはファビオ・アウレリオ!
20分を過ぎたが、底にシソコ1枚ではやはりボールが落ち着かない。
シャビ・アロンソに預けての展開がやはり出来ないのだ。
かといってAWAYの立ちあがりだけにペナント、アウレリオのサイド攻撃もおとなしい。
すると24分。アテライの強烈なシュート!
ダービーショックを引きづるようにどうも不安定だ。
28分。ベラミーがオフサイドを取られたがこれが突破口となる展開であろう。
32分。ベラミー→カイトの攻撃でセカンドボールをアウレリオが拾う。
このようにセカンドボールを拾っての畳み掛ける攻撃を何度か観たいところだ。
36分。ゼンデンが中央からの左足!ようやくこうしたミドルも見られた。
39分。ベラミーのシュートで終わったのだが、
その前の右サイドでのカイトのトラップが上手かった。
あんなプレーを魅せられてはブーイングするしかないだろう。
私もPSVサポであったらブーイングするしかない(笑)
41分。カイトがフィニッシュまでいくがDFに阻まれCK。
しかしアウレリオのキックはderbyを引きずっているように精度がない。
あわよくば1点は欲しかったが、AWAYとしてまずまずの前半が終わった。
どうしても私としては、アウレリオを外しシャビ・アロンソを入れ、ゼンデンを左にし、
ボールを落ち着かせ、シャビからの展開を図りたいところだが、
Rafaはそうは動かないだろう。
59分。コネのシュートも力がなく助かったが崩された場面だ。
61分。メンデスのミドル!キレのあるいいミドルだ。
62分を迎えようとしたところ、Rafaが動いた。
やはりアウレリオではなくシソコに代えシャビ・アロンソの投入だ。
66分。シャビ・アロンソがGKゴメスの位置を見て狙っていった。
彼らしい発想だ。とにかく彼からの展開に局面打開を図りたいところだ。
続く67分。カイトの鋭いシュート!そろそろゴールが観たい時間帯だ。
そして千両役者スティーブン様の登場か・・・
すると72分。ベラミーに代えスティーブン・ジェラード。
豪快なミドルが観てみたいところだ。
しかし73分。メンデスがキレのいいシュート!彼は怖い。気をつけてもらいたいところだ。
80分。GKレイナが交錯し首を痛めたようだ。大丈夫か・・・
ようやくゴールの匂いすら感じないアウレリオに代えてマルク・ゴンザレス。
彼は途中出場でも結果を出しているだけに期待したいところだ。
83分。カイトからスティーブン!クロスに合わせられない・・・
89分。スティーブンが難しい体勢からのボレー!ポストに嫌われた。
彼の冴えない表情が全てが物語っている。
結局このままスコアレスドロー。
勝ち点「1」はRafaにとって想定内であろうが、あの忌わしいderby後だけに
コクーの不在やカイトの先発という事を考えると勝ち点「3」が欲しかった。
次節、Stamford Bridgeに乗り込むのだから・・・
PSV 0-0 Liverpool
by jicchan1968
| 2006-09-13 05:38
| サッカー