敵討ち。それとも・・・-Blackburn Rovers vs Manchester United-
2006年 11月 15日
Ewood Park。
昨シーズン、ユナイテッドが"ダブル"を食らった相手。
それがローバーズだ。
何としても借りを返したいユナイテッド。
受けて立つローバーズ、マーク・ヒューズの返り討ちとなるのか・・・
ユナイテッドのスタメンは全くのベストメンバー。
最初のチャンスは10分。右サイト゛をえぐったライアンからのクロスにサア!
中に3人、ボックス内には4人いるという厚みのある攻撃だ。
18分。ノンダのミドルシュートはビディッチに当りわずかに枠の上。
苦手な相手だとこうしたアンラッキーなゴールな失点とつながってしまうものだ。
21分。左オープンスペースを突いたウエインがDFを振り切りシュート!
決定的な場面であったが決められない。
しかしウエインのバランスの良さは本当に素晴らしい。
32分。ウエインからサア!遠目ではあったがシンプルな攻撃で打開を図る。
すると33分。右サイドロナウドからのクロスにウエイン・ルーニー!
どんぴしゃであったが空振りしてしまった・・・
らしくないが、これがローバーズとの相性、因縁のようなものなのだろうか。
しかしここまでは決してユナイテッドも悪くない。
43分。サアのシュートのこぼれ球にウエイン!
これまたビックチャンスを決められない・・・Ewood Parkの呪いか・・・
44分。サアがウエインのパスを受けボックス内で倒されるがPKはない。
ウエインがクレームをつけイエローを貰ってしまう。
結局、チャンスを作りながらも0-0での折り返しとなった。
後半、ネヴィルに代わってオシェイが入った。アクシデントか?
51分。ローバーズも右サイドからのFKから決定的な場面をようやく作った。
57分。ローバーズのCKが直接クロスバーに当る!いよいよか・・・
62分。ウエインがボックス内でシュート!
完璧と思ったがまたしてもsave!3度目の正直とはならなかった。
64分。オシェイがファーのライアンへ苦しい体勢から折り返しにサア!
ゴォ~~~~ル!サアも難しい体勢であったがようやくユナイテッドが先制!
67分。ロナウドがハーフウェイラインから縦横無尽にドリブルで切れ込みシュート!
87分。ローバーズはFKから決定的な場面を作り出すも決められない。
ファン・デルサールのgood saveだ。
結局このまま長いホイッスル。
ユナイテッドが苦手のローバーズを振り切り、
Ewood Parkで貴重な勝ち点「3」を追加した。
今日の試合、ユナイテッドは1点しか取れなかったものの決して悪くなかった。
ウエインが再三のチャンスを決めていればというところもあったが勝ちは勝ち。
一方のローバーズはセットプレー以外はチャンスらしいチャンスを作れなかった。
これでは好調ユナイテッドから勝ち点「3」を獲るのは難しい。
ユナイテッドは苦しんだもののここでの勝ち点「3」は本当に大きい。
しかしガムを噛んだ偉大な指揮官は借りを本当に返す意味でも
Old Traffordで勝って"ダブル"といきたいところであろう。
Blackburn Rovers 0-1 Manchester United
by jicchan1968
| 2006-11-15 22:13
| サッカー