通過点。
2005年 10月 03日
宮里 藍。
言わずと知れた日本女子ゴルフ界
のアイドルいやスター選手である。
私は日曜の夕方、
彼女のインタビューにもらい泣きを
してしまった・・・
あいちんの姿勢にはいつも頭が下がる。
永田町辺りの勘違いした人は彼女を
見習うといいとでもいいたくなってしまう・・・
彼女はいつもインタビューには堂々と
必ず自分の言葉で迷いなくはきはきと応える。
勿論、今大会も初日からずっと観ていたが、
彼女はそのインタビューでこう応えた。
「Q.プレッシャーはありませんか?」
「あいちん:別にないです。
とにかく明日も自分のゴルフをするだけです。」と・・・
私は年齢もさることながらこのような愚問にもきちんと応える彼女が大好きだ。
プレッシャーはありませんか?ってあるに決まってるだろ~(笑)
平日にも関わらず6千人を超えるギャラリー、ゴルフ雑誌を見ても表紙を飾り、
今の日本ゴルフ界を席巻しているのは誰が見てもあいちんだ。
みんなといったら確かに語弊があるが、彼女のプレーを観たくて足を運んだ
ギャラリーが大半であろう・・・プレッシャーがない訳はない。
それがあのインタビューでやっと今大会の緊張の糸が切れたかのように
こらえていたものがはじけたのだろう・・・
結果論と言われるだろうが、今大会、私は必ずあいちんが勝つと思っていた。
米QTの緊張感を継続し、また今大会に標準を合わせていただろうが、
彼女自身、今年必ず勝って来年LPGAに行くと決めていたはずだ。
まるで次の停車駅が決まっているように・・・
そして彼女自身、何よりも自分に勝った。コース、選手よりも何よりも・・・
タイガー・ウッズが出て来た時に全部勝っちゃうじゃないかというくらいの強さがあった。
しかし、タイガーもスランプと言われるような時期もあった(私はそう思っていないが)。
彼女も去年の予選落ちから一転、独走の優勝であったように、
これからも幾多の壁にぶつかることだろう。
しかし、あいちんにはどんな壁でも乗り越えられるのではと期待してしまう。
これがまたプレッシャーになってしまったら申し訳だが、アメリカで直ぐ勝つのは
難しいだろうが一年、一年確実に階段を上っていくことだろう。
あいちん、本当におめでとう。でもまだ三合目くらい?とでも聞いてみたい。
「富士山もまだ登ってないっすよ」とでも笑顔で応えてくれるのだろうか・・・(笑)
by jicchan1968
| 2005-10-03 19:00
| ゴルフ