因縁対決。~Reading vs Chelsea
2007年 08月 19日
Madejski Stadium。
昨シーズン、Joseの補強とは思えない陣容で挑まざるをえなかった。
結果、悲願のビックイヤー制覇どころかプレミアのタイトルも手放してしまった。
一方のReadingはコッペルの采配が光り、台風の目とさえいわれた。
そして故意ではなかった筈だがハントとGKチェフとの交錯があった。
そんな因縁が渦巻く今日の一戦。果たして・・・
前半はReadingの攻勢が目立った。
Chelseaは右サイドに入ったショーン・ライトからのクロスが目立つ程度。
試合が動いたのは29分。GKチェフがDFとかぶり、パンチングが空振り。
無人のゴールに代わったばかりのビケイが押し込んだ!ゴォ~~~~ル!
そんなChelseaに追い討ちをかけるかのようなアクシデント!
カルバーリョが怪我でOUT。テリー不在での交代は痛過ぎる・・・
33分、34分にも怒涛の攻めで決定的なチャンスを作り出すReading。
ここで決めていれば・・・
結局いいところがなかったChelsea。
1-0での折り返しとなった。
後半、やはりJoseが動いた。一気に最後の2枚のカードを斬ってきた。
シドウェルに代えミケル、パウロ・フェレイラに代えピサーロ。
やはりJoseは凄い!
47分。ドログバのバックヘッドに走り込んだランパードが上手くトラップ。
倒れこみながらシュート!ゴォ~~~~~~~~~~~~ル!
後半開始早々に同点に追いついた。
すると50分。ミケルが粘って落としたところにドログバ!
ゴォ~~~~~~~~~~~~ル!見事なまでの逆転ゴール!
喜ぶイレブンとは対照的にベンチのJoseに微笑みはない。
「やれるんなら前半からそうやれよ!」とでもJoseの呟きが聞こえてくる。
63分。ようやくReadingも反撃をみせるがゴールは奪えない。
72分。ピサーロが倒れた。シセが2枚目のイエローで退場!
ますますReadingは苦しくなった。
79分。オスターに代わりソル・ギヒョンが入った。
しかし1点リードした時のChelseaのボール回しは世界一と言っても
過言ではないだろう。
ロスタイムReading最後の猛攻を凌ぎ、タイムアップ。
結果的には難なく連勝スタートとなったChelsea。
それにしても前半と後半とで全くの別チームだ。
ハーフタイムでJoseがどんな渇をいれたかは定かではないが、
相当の叱咤があった事であろう・・・
テリー、カルバーリョ、エッシェン、マケレレ抜きでこのゲーム。
コッペルとしては何とも悔しいゲームであり、
またしてもJoseの采配が光る一戦となってしまった・・・
Reading 1-2 Chelsea
Goals;Bikey 30 Lampard 47 Drogba 50
by jicchan1968
| 2007-08-19 10:17
| サッカー